2019/07/13 藻岩山
「藻岩山なんか登ってどうするんだよ〜」と言っていたみなさん!お待たせしました。「藻岩山なんか登ってこうしたんだよ!!」のお時間です。藻岩山とて、ピークから望む札幌の綺麗な街並みと近郊の山々の洗練された稜線は圧巻なんだからな!!!まあもし晴れたらの話だけど!!!!
メンバー
MVP:ペガサス(2)「今日の天気みたいなもんだね」
CL:G(2) 色々あることにされがち
SL:ペガサス(2)
M:キュッキュ(2) 「ずっと訊きたかったんだけど…」
はっしー(1) 藻岩山はおやつ
わったー(1) 3年物でもおばちゃんが可愛く見える
今回の計画では歩く会お馴染みのレンタカーは使わずに、市電やバス、自転車等各々の経路で現地集合したわけですが…
CL、遅刻。
まったく、こいつはいつになったら時間を守れるようになるのでしょうか…(言い訳すると登山届出し忘れてて、朝になって警察署寄ったら思いのほか中身読み込んでいただいて時間が…)
ちなみに逆に来たのが早すぎたSLはコンビニで時間を潰していたようで、なにも買わずに3回出たり入ったりして店員さんに怪しまれたようです。もうあのコンビニ入れない、と嘆いていました。待たせてごめん…。
もっとちなむとブラック○○委員会の彼が道に迷って集合場所になかなかたどり着けなかったおかげでまたしてもCLの遅刻はなかったことになりました!こいついっつも他人に救われてるなぁ〜!
さてさて、歩く会お馴染みの「登る前に疲れた顔の集合写真」のお時間です。もっとスマートに命名したかった。今度選手権開きましょう。
ところで、心なしか皆さんの疲れた表情が演技に見えないのは何故でしょう…衝撃の真実は後ほど!
ではでは、登っていきます。登山口から少ししたところにあるなにやら立派な看板。
樹林帯を進みます。登山道が広く、整備も行き届いているので快適です。
登山道わきの紫陽花。他の山で見ることはあまりないような。
ちなみに紫陽花の萼(がく)の色は土壌のpHによって変わる、とペガサスが教えてくれました。青の場合は酸性土壌だそうで、リトマス紙と逆ですね。
樹々の隙間から覗く札幌市街。手前には琴似のあたりのタワーマンション、遠くには石狩の風力発電が見えます。
なんか曇ってない???
気のせいだ…気のせいだぞ…気の
せいじゃなかった…。
ただ曇ってるだけじゃなくてなんかガスっててあそこらへんの木が霞んでますやん。
実は登山口の時点で山がガスに覆われているのが見えていた一同、登る前から疲れた表情だったのはそういうことです。
そんなこんなで登山口から歩くこと40分。他コースとの合流点、「馬の背」に着きました。だいたい中間地点です。
ここからは山頂手前までなだらかな道を進み、最後につづら折りをこなして一気に標高を稼ぎます。
そのつづら折りのあたり。霧の醸し出す雰囲気がなんとも神秘的です。
ガスはなにかと疎まれがちですが、これはこれで雰囲気があって個人的には好きです。にしても霧が濃い!
神秘的〜。(この世に溢れるあらゆる微妙な事柄も、この言葉で言い表してしまえばなんだか良いものに思えてくる。タイプじゃないけどほめなきゃいけない時に「モテそう」とか適当なことを言うのと同じである。)
いや全然違うわ。
お、明かりが見えてきた。森のトンネルの先にはきっと素晴らしい景色が広がっているに違いない!川端康成以来人類はトンネルを抜けた先の風景に魅了され続けてきたのだ!!
さあ!美しい展望よ!!
はい、立派な三角点。皆さんにお見せできるものはこれだけです。
だって…、だって………
なんもないんだもん。
ホワイトボードかよ…おもいおもいの風景をそこに書き込めってかよ…
思えばここは恋人の聖地。景色を楽しみにデートに来たらこんな霧に囲われてしまったなんてときに、「これはこれでなんか良いね」とか笑いあえるカップルは長続きするんでしょうね、知らんけど。
まあでもせっかくなんで集合写真を撮りました。めっちゃ合成しやすそう。
と、こんな天気なので展望台の中にある休憩室でガスが晴れるのを少し待ってみることに。会話が弾みます。
キュッキュ「ずっと訊きたかったんだけど、男子校6年間ってどんな感じなの?」
ペガサス「う〜ん…」
「今日の天気みたいな感じ」
なんとも絶妙な返しであります。
ちなみにこちらは3年物だというわったーはおばちゃんが可愛く見えたそうです。
さてさて、そうこうして晴れるのをしばらく待っていたんですが、結局こんな感じのままだったので諦めて下山を始めました。
にしてもここまでガスるとは、よほどCLの日頃の行いが悪かったんでしょうね〜(思い当たる節がありすぎる)。
登山道わきのヒメジョオン。ハルジオンとよく似ています。ちなみにどちらも外来種だそうで。
今度は赤い紫陽花。ここはアルカリ性土壌らしい。にしても、周りの花は青で、これだけ赤かったから不思議。
こんな感じで、景色が見えないとなるといつも以上に足元の植生に目が向きます。そんなときに花を見ただけでパッと同定できたらかっこいいですよね、憧れます。
と、まあそんなこんなで降りてきました。これまた歩く会お馴染みの「下山後のワクワク感に溢れた集合写真」です。ひとりでじゃんけんしてるひとがいますね…。
ちなみに先週登ったというニペソツ山で鍛え抜かれたはっしーは藻岩山はおやつみたいなものだと余裕の表情。キンニク(2)から悪影響を受けてますね。
ところで、登山口に着いて空を見たら少し晴れてるんですよ。でも山頂は雲に隠れていました。もうちょっと山頂に長居してれば…なんてことはありません。ありません。
そのあと、近くのうどん屋でお昼ご飯を食べて解散。
帰り道、ふと振り返ってみると…。
日頃の行い、大事ですね。
おわり
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