2019/10/12 伊達紋別岳

ようやく本格的に雪が降って路肩に背丈くらいの雪山ができたかと思えば、ここ数日は暖かく歩道の雪も解けて一気に春っぽく…、今年の冬はなんとも落ち着かないですね。

さてさて、歩く会員は夏場の計画で散財するために冬場は引きこもって貯蓄することはあまりにも有名ですが、今冬も例に漏れずWeb報告も寂しい感じになっています。え、夏場も寂しかっただろって?まあまあ。

というわけで前置きが長くなりましたが、昨シーズンの締め登山、10月に登った伊達紋別岳のWeb報告を書いていこうと思います。

メンバー
キンニク(2):ほんとはキツい山が好き
ソイ(2):登る前はいつもネガティブ
デリー(2):落とし物がらみの鬼畜発言
はっしー(1):山はやっぱり男ばっか…
べあがい(1):泥酔に厳しい
こっしー(1):卓球選手①
ささっきー(1):プリクラの真相
SL 滝兄(2):卓球選手②
CL G(2):453号のトラップに嵌る

時間が経っているのでコメントは適当です。MVPはとりあえずはっしーにしておきます。

今回登る伊達紋別岳は、胆振地方の伊達市にある標高700mほどの山で、札幌からは2時間半程度。暖かい地域にあるため北海道の山の中でも夏山シーズンが長く、10月末まで登ることができます。
この山は標高と難易度のわりに迫力のある稜線風景が魅力で、歩く会では初めて登る山です。

さて、札幌を2時台に出発して登山口へ。登山口周辺には駐車場らしきものがたくさんありますが、どれが登山者用なのか少々わかりにくいです。

やっと車を停めてエンジンを切るもみんななかなか降りません。口々に登りたくないだの帰りたいだの文句を言います。そりゃまあ曇ってたらテンション下がるよね!しょうがない!!
というわけで集合写真です。みんなの気怠そうな顔たるや。空も曇ってますね、残念。

まあでも登山口まで来た以上登るわけです。えっちらおっちら登るわけです。
振り返れば太平洋。曇りとはいえ眺めはいいのでだんだんテンションが戻ってきます。
そして一望台。3合目にあたります。奥に見えるのは有珠山ですね。
隣の山には無数の林道が。不思議な光景です。
そんなこんなで登っていくと7合目。ここで一気に視界が開け、迫力の稜線とご対面。
その稜線がこちら。写真だとうまく伝わらないですね…。
実際に登ってみれば、急に開けた視界から眼下に臨むこの稜線にきっと感動するはずです。
登山口ではあんなに文句を言っていたメンバーもこの景色を見て手のひらクルクル、捥げそうです。
ででーん。
どどーん。
と、こんな感じの登山道を登っていくと…
標高715m、前紋別岳の山頂に着きました。「前」と付きますが、実は紋別岳より40cm高いです。

遠くに洞爺湖、さらにその向こうには羊蹄山が見えます。しっかし風が強い。休憩をささっと済ませて先を目指します。
先ほどとは少し風景が変わりますが、それでもまた稜線を歩いていきます。目の前の景色が良いと自然と足取りも軽くなります。
そして、標高714.6mの伊達紋別岳山頂。太平洋と伊達市の街並みが綺麗です。
景色は前紋別岳よりも綺麗。左から有珠山、洞爺湖、羊蹄山でしょうか、有珠山の麓には昭和新山も見えます。

ちなみに、ただ「紋別岳」とすると、千歳市にも同じ名前の山があります。こちらは支笏カルデラの外輪山だそうで、散策路も整備されているようです。いつか行ってみたいですね。


ところでこの山の標識、なんでポップ体なんだろうと思ったらどうやら登山道が整備されたのが最近だったみたいです。


風が強く、少し寒かったので早めに引き返しました。
振り返るとこの太平洋。生憎の空ですが眼下の景色は十分綺麗です。

途中「シラネアオイの丘」という看板がありました。シラネアオイの咲く時期にはとても綺麗な景色が見られるらしいので、時期を見計らってまた登りたいですね。


昨秋は紅葉が遅めで、10月の中頃でしたが紅葉らしい紅葉はこれくらいでした。

と、こんな感じで下山し終えました。かかった時間は3時間ちょっと。時間と標高のわりに登りごたえは十分。充実の登山でした。

このあと、サークルの全体合宿に合流し、あんなことやこんなことがありました。とさ。

歩く会 活動報告 2019年度

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