2019/8/12-14 十勝縦走②
(①の続き)
二日目、8/13の朝も風は強い。早起きしたものの、とりあえず断念してもうひと眠り。10時ごろに起きてもやっぱりだめそう。縦走をあきらめた登山者が続々と小屋に避難してくる。
さすがに寝飽きた一同、それぞれに時間をつぶし始める。読書をするSL、リコーダーの練習をするデリー、筋トレする筋肉、瞑想するCL。そして筋肉の悪影響を受けて筋トレに付き合うはっしー。なんでわざわざ山小屋で腕立てすんだよ。まったく。SLは昨日の夜読み始めた中国史の文庫、元末から清中期までのものを読み通してしまう。山小屋、勉強はかどるかも。
正午になっても風はおさまらず、結局その日のうちの行動は断念。午後から明日にかけては天候が回復するという望みにかけ、明日まで待つことに決定。とはいうもののいよいよ退屈が極まる。SLはザックから日本〇を取り出し、11日の朝ドライバーさんにもらった牛タンの缶詰を肴に、みんなで飲むことに。昼から飲む〇、うますぎる。缶詰、相性良すぎる。
いい感じになってきたとこで、外の天気が良くなり始めた。風の音がしない。小屋の戸を開けみんなで外に出てみると、、、
晴れてる!!!
一気にテンションがあがる一同。今日はもう時間的に厳しいが、明日の展望が見えてきた。しかし迫りくる台風はやはり北海道に上陸しそうだということで、南沼まで行くことは断念。明日、美瑛岳まで行ってから、白銀荘に降りるエスケープルートをとることに。
「上ホロカメットク(小屋から15分程度)までなら行けんじゃね?」
「行こう行こう」
と久しぶりに登山靴の靴紐を結びだす一同。しかし中国史500年を辿り、いい感じにお酒も入ったSL、出るのがめんどくさい。寝袋ぬくぬく、あったけぇ。「行ってらっしゃい」
残り4人はさっそうと小屋を出る。
いい予感。
なぬ!!こんなに晴れやがって!十勝岳も見えた(らしい)。(ページ一番上の写真)
下山後、はっしー「ソイさんがいないと晴れました(ニヤニヤ)。」このやろぉ
ちなみに数十分後、重い腰を上げSLが一人登った時はもうガスってましたとさ。
天気もよくなり、山にも登れたことで機嫌のよくなった一同は、早めの夜ご飯をつくる。
こんな感じ。
トマトカレー。うますぎ。ほとんど動いてないのに飯はいくらでも食える。
うぇーい。歩く会も山の上ではウェイになれます。(CLさん写ってなくてごめんなさい)
楽しくなった後は、明日に向け寝るだけ。ちなみにSLはすぐ寝付いちゃったがこんな感じだったらしい。
③に続く(長くなってごめんなさい)
文責 ソイ(2)
0コメント